​ウェルテックの目指すもの

 わが国は、人口減少や少子高齢化などの課題に直面しており、こうした課題を乗り越え持続可能な成長を実現するためには、継続的なイノベーションの創出が必要です。

 川崎市は、産業でわが国の発展をけん引してきた都市であり、本市の企業等が有する技術やノウハウを用い、福祉関係者等と連携することで福祉製品やサービスを作り出し、またその活用により、高齢化に伴う課題解決と人々の幸福を支える産業の発展に同時に取り組むウェルフェアイノベーションを推進しています。

 一方で、福祉産業分野においては、多品種少量生産の製品が多く、安全性や性能に関する企画や仕組みは定められていないなどの特徴があり、企業が福祉現場のニーズに合った福祉製品等の開発に取り組むためには、こうした福祉産業の特徴・環境を踏まえた製品開発の伴走支援機能の強化が必要です。

 このため、川崎市は、福祉製品等の開発支援の拠点として、「Kawasaki Welfare Technology Lab(通称:ウェルテック)」を令和3年8月に設置し、福祉製品開発事業者・サービス提供事業者等を対象とした伴走支援に取り組んでいます。


 本プロジェクトでは、模擬環境での福祉製品やサービスに関する安全性・性能・リスク要因などの評価を実施するほか、実環境(高齢者施設等)での利用状況等の分析や利用者等からの意見収集を実施し、現場のニーズを吸い上げ、製品等の開発を行う企業へのフィードバックを行います。

 こうした取組を通じ、福祉現場のニーズを的確にとらえた製品開発等を促進し、市内福祉産業分野の振興を図ります。

 さらには、海外市場への販路拡大に向けた国内外の福祉製品等の企画等の調査等を行い、もって本市の福祉産業振興の強化を図っていきます。

 
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